
speed wi-fi home 5g L13(ホームルーターL13)の上り(アップロード)ってぶっちゃけどうなのよ?って気になりますよね。
「WiMAXは下りは速いけど上りは弱い」ってよく聞くし、どんなもんだろうかと僕も気になって2カ月くらいちょこちょこ通信速度を計測していました。
結論としては2カ月で18回ほど計測テストして
平均上り速度は約20.3 Mbps
「速いとは言えないけど、普段使いなら十分いけるレベル」
こういう感じです。実際に少しのデータの送信や、ZOOM(オンラインミーティング)などで問題なく利用できました。
もう少し具体的に説明していきます⇩
L13を実際に計測していった

毎日っていうよりか、思いついたら速度計測したって感じで、それがだいたい2カ月の期間でした。
(1)テスト条件
- ホームルーターL13 を自宅Wi-Fi環境で計測
- 計測アプリ:Speedtest
(2)実測値(一覧画像)


上記のデータを見やすくまとめると⇩
日付 | 時刻 | 上り(Mbps) |
---|---|---|
2025/09/18 | 8:10 | 10.9 |
2025/09/17 | 9:14 | 17.4 |
2025/08/31 | 6:17 | 15.8 |
2025/08/31 | 6:17 | 19.4 |
2025/08/31 | 6:13 | 29.4 |
2025/08/31 | 6:12 | 30.3 |
2025/08/31 | 0:14 | 15.4 |
2025/08/19 | 15:05 | 19.0 |
2025/08/15 | 20:01 | 17.0 |
2025/08/15 | 19:59 | 9.22 |
2025/08/15 | 19:56 | 36.7 |
2025/08/15 | 19:52 | 41.1 |
2025/08/04 | 8:03 | 24.9 |
2025/08/03 | 13:14 | 6.78 |
2025/07/23 | 19:11 | 20.5 |
2025/07/22 | 22:05 | 18.3 |
2025/07/22 | 21:58 | 17.6 |
2025/07/22 | 21:45 | 15.6 |
こういう感じで数字が並んで、計算すると上り平均は約20.3Mbps
この中でも1番遅かったのが

- 最低値:6.78 Mbps(2025/08/03)

- 最高値:41.1 Mbps(2025/08/15)
僕の環境ではこんな感じのデータが出ました。
上り速度の使い勝手を検証
個人的に1番上り(アップロード)が関係してくるもので日々使うのはZOOM(オンラインミーティング)これでどのくらい快適に使えるか試してみました
L13、オンラインミーティングはどうか?
今回は家族に手伝ってもらって、1時間ほど3人で話してみました。

結果、ラグやカクつき、固まったり落ちたりは全くなし。
予想以上にスムーズに家族会議ができて、ちょっとまじめに家族の未来を語り合いました(笑)
普段使いでもばっちりミーティングできています。
SNS投稿・写真アップ
ホームルーターL13の環境で、今回の上りの画像をX(旧twitter)にアップしてみました
⇧画像3枚をあげてみて、時間でいうと約5秒ぐらい、そこまで悪くないですよね。
▶ Speed Wi-Fi HOME 5G L13公式ページ
そこそこ時間がかかるもの
送信するデータ量が大きければ大きいほど重く遅くなってしまいます。
YouTubeアップロード(動画)
PS5の「デッドバイデイライト」というゲームをうちの嫁がプレイしてるものをYouTubeに上げてみました。
3分の動画、このぐらいの画質で5分ぐらいかかりました。高画質だともっと時間がかかると思います。
1時間の高画質動画をホームルーターL13の環境でアップするのはかなり時間がかかりますね。そのときの状況でかなり左右されるけど、計算するとだいたい約3時間20分くらいは時間がいります。
ライブ配信
ライブ配信も高画質で配信するならかなり厳しいものになります。ホームルーターL13が安定して上り(アップロード)10Mbps出してくれた場合で
- 720pなら問題なく配信できる
→ 安定性があればコマ落ちや音ズレも起きにくい - 1080pは条件次第
→ 一応可能だが、ビットレートを6Mbps以下に抑える設定が必要
→ ジッター(揺れ)や混雑時間帯に弱いので、夜間は不安定になる可能性大 - 4Kは実質不可
→ エンコード負荷+上り不足で映像が止まる

少しでも安定してライブ配信をするなら、ホームルーターL13とパソコンを有線でつなぐとかなり良くなります。
Wimaxホームルーターなぜ上りが弱い?
WiMAXのホームルーター(L13など)は、もともと 「下り(ダウンロード)」を優先 して作られています。
なぜなら、多くの人が動画を見たりゲームをダウンロードしたり、「受け取る通信」をメインで使うから、ぼくもオンラインゲームとか、動画視聴でほぼ使う。
そのぶん、上り(アップロード)にはあまり幅を割いていないんすよ
だから数値上は速いときもあるけれど、条件によって大きく変わるのが特徴です。
平均10〜20Mbpsくらいあっても、ライブ配信や大きな動画アップロードをすると「重いなー・・」「ん?止まった?」と感じる瞬間が出たりします。
逆に、メール送信や写真アップロード、Zoom会議くらいなら快適に使えます。
安定させるための工夫
でも家に光回線がない!引きたいけど引けない!Wimaxホームルーターが頼みの綱なんだー!って人もいます(ぼくも)
そうなると、できるだけ上りも安定した環境で使いたいっすよね、ぼくが気にしてる『安定感』を増す使い方を書いておきます。
有線でつなぐ

LANケーブルで直接つなぐだけで、動きの安定感がグッと良くなります。

実際にアップロードでつかうとかなり違うのがわかるはずです。
ホームルーターの置き場所を気にする
それともうひとつ、意外と差が出るのが、置き場所です。
僕の場合は、リビングのど真ん中に置いていたときはちょっと不安定になったことがあって、窓際や外壁に近い場所に置きなおしたら、明らかにラグっぽさが減った感覚がありました。
少し遠くなるので、ぼくは7メートルの有線LANをAmazonで購入してゲーム機やPCに差し込んでつかっています。

ほんの少しの工夫ですけど、こういうことの積み重ねで、
不安定がそこそこ快適に変わってくると思います。
まとめ
speed wi-fi home 5g L13(ホームルーターL13)の上り(アップロード)ってぶっちゃけどうなのよ?ってところをぼくの使った体験からできるだけ詳しく書いてきました。
実際めちゃくちゃ使えないって感じはないです。
ただ
①ながめの高画質4k動画をアップする場合や
②高画質でのライブ配信とかは厳しいって感じですね。
だいたい平均10Mbps~20Mbpsは出てくれるので、上記の2つみたいなもの以外ならけっこうしっかり仕事してくれます。
「完璧じゃないけど、ふつうに暮らすぶんにはしっかり働いてくれる」
これがL13を数カ月使ってみたぼくの正直な感想です。
もし「動画配信をガチでやりたい!」という人なら光回線を選んだ方が安心ですが、
日常使いやリモートワーク、ゲームのダウンロード中心なら十分アリ。
WiMAXの速さや手軽さを考えれば、悩んでる時間より、まずは実際に家で試してみた方が早いと思いますよ。